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◆ サム・スニード(Sam Snead):(1912.5.27〜2002.5.23)
米:バージニア州アシュウッド出身
本名:Samuel Jackson Snead
メジャー通算7勝
PGAツアー通算82勝
PGAツアーでの通算勝利数が一番多い選手は誰だか、みなさんご存知でしょうか。意外に、ジャック・二クラスやベン・ホーガンだと答える方が少なくないのですが、正解はサム・スニードで通算82勝しています。ちなみにジャック・二クラスが73勝で2位、ベン・ホーガンは64勝をあげています。
1912生まれのサム・スニードですが、同年生まれのプロ・ゴルファーにはベン・ホーガンやバイロン・ネルソンがおり、彼らとしのぎを削って争いながら数々のゴルフ史に残る記録を打ち立てた偉大なゴルファーの一人です。1965年に52歳10ヶ月と8日というPGAツアーの最年長記録での優勝を遂げてみたり、マスターズ3勝、全英オープン1勝、全米プロゴルフ選手権も3勝をあげているサム・スニードですが、全米オープンにだけはことごとく縁がなく、優勝争いを演じながらも2位に終わること実に4回、生涯グランドスラムは達成できませんでした。
彼の素晴らしいのは成績だけではなく、そのスイングは「ナチュラル・スイング」と呼ばれ、ジャック・二クラス、アーノルド・パーマー、リー・トレビノといったそうそうたるメンバーをして「サムのスイングが史上もっとも美しい」と言わしめたと言います。また彼が言ったとされるゴルフの名言の中の「打ちに行ってはいけない。しっかり大きく振り抜くだけ」の言葉は私の大きな目標でもあります。
ゴルフは音楽だ!―サム・スニードの知恵と洞察
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