ゴルフ雑学百科
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トリビア的ゴルフ雑学
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ピン型パターの「ピン」とは?

パターの中でもオーソドックスな形状のヘッドの物として「ピン型」パターという言葉を耳にすることと思いますが、この「ピン」という言葉はどこから名づけられたものか由来はご存知ですか?

そもそも「ピン型パター」とは、パターヘッドのトウ側とヒール側に重量を配分してスイートスポットを広げたパターの総称で、この形状のパターを開発したのがアメリカのPING(ピン)社のKarsten Solheimで1966年に「アンサー」(Anser)というモデルを発明し、1967年に特許取得をしています。
L字型やT字型のパターが主流だった中でこのパターが爆発的な人気を博し、現在ではタイトリスト社のスコッティー・キャメロンやジョン・バイロンなどの様々な職人の作る削りだしパターがこの「アンサー」モデルを基にしています。
すなわち「ピン型パター」の「ピン」はこの形の基となる「アンサー」のメーカーである「ピン社」の名前を取ったものです。

ちなみに「ピン社」の「ピン(PING)」という名前の由来は、アンサーを発明したKarsten Solheimが最初に創った「1A」というパターがボールを打った時に甲高い「ピーン」という音を奏でたことから名付けられたそうです。

「ピン型パター」の愛用者はプロにも多く、スコッティ・キャメロンを使用しているタイガー・ウッズも長年このモデルを愛用していることで知られています。アマチュア時代に「ピン・アンサー」を愛用していたタイガーは、スコッティー・キャメロンを使用する現在でもパター・グリップだけは使い慣れたピンのスタンダードな「ピストル」タイプの物に挿し替えて使用しています。ただし契約メーカーからの関係でしょうか、「ブラックアウト」の呼ばれるメーカー名が通常の白塗りではなく塗装されていない物を使用しているようです。



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