ゴルフ雑学百科
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トリビア的ゴルフ雑学
ゴルフのトリビア、薀蓄(うんちく)、豆知識

シャフトの硬さと振動数

ゴルフクラブを選ぶ際には一般的に自分のヘッドスピードに合ったシャフトの硬さの物を選びます。「フレックス」と呼ばれるものがそれで、L・A・R・S・Xなどのアルファベットで表記されています。
Ladies(L)、Senior(A)、Regular(R)、Stiff(S)、Extra Stiff(X)の略で、それぞれ「女性向」、「シニア向け」、「普通」、「硬い」、「特に硬い」といった意味です。
ところで、例えば「S」表記のシャフトがどれ位の硬さの物なのかというと、実はこれといった明確な規定がされていないために、メーカー各社が独自の基準で表記しているといってもよい状態であるといえます。さらに言えば、同じ硬度「S」のシャフトでも、同一メーカーのクラブであってもモデルごとに硬さが違い、同一メーカーの同じモデルであってもシャフトが違えばシャフトごとに硬さが違うのが普通のようです。

そこで数値で表すことでシャフトの硬さを統一して比較できるようにしたものが「振動数」と呼ばれるものです。
測り方は、グリップ側を固定した状態でヘッド側を下に押し下げてしならせ、負荷を開放した時にシャフトが1分間に上下に振動する回数を測定します。
この測定数値がそのまま「振動数」の値として用いられており、単位はCPMで表されます。CPMは「Cycle per minute」の略です。

ちなみに「振動数」はシャフトの硬さを表す基準にはなりますが、この他にシャフトのキックポイントを表す「調子」や捩れを表す「トルク」などによっても硬さが違って感じられるようですので総合的に判断しなくてはならないようです。しかし「フレックス」表記よりも基準が明確ですので、うまく利用するとクラブ選びやシャフト選びが上手に運ぶのではないでしょうか。



 
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