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| ゴルフのトリビア、薀蓄(うんちく)、豆知識 |
雑誌やインターネットなどで、ゴルフの特にルールに関する記載を読んでいるとよく目にするのが、「Ｒ＆Ａ」という文字です。ここでは、このＲ＆Ａについて少し掘り下げてみたいと思います。
Ｒ＆Ａは「Royal and Ancient Golf Club of St. Andrews」の略で、日本語で表記すると「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース」となります。イギリスのスコットランド・セントアンドリュースにあるゴルフクラブの名称であり、オールドコースは５年に１度「全英オープン」が行なわれるコースとして有名です。
1754年に設立されたＲ＆Ａでは、「１ラウンドは１８ホール」「クラブ本数は１４本まで」など現在のゴルフの世界基準となるルールが制定され、「ゴルフの総本山」と呼ばれるような不動の地位を築き上げました。この権威は今も継承されており、現在のゴルフのルール改正など新たなルールの制定は、Ｒ＆Ａと米国ゴルフ協会（ＵＳＧＡ）とで協議して決められています。
近年話題となったドライバーの「反発係数」に関して、Ｒ＆Ａのホームページに「高反発・違反クラブ」と「ルール適合クラブ」のリストが掲載されている。
セントアンドリュースは「ゴルフ発祥の地」と言われ、「ゴルフの総本山」と言われるＲ＆Ａがあるため、「ゴルフの聖地」とも呼ばれる。
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