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ゴルフのトリビア、薀蓄(うんちく)、豆知識 |
ゴルフボールにはディンプル(dimple・「えくぼ」の意)と呼ばれる窪みが付けられています。ディンプルはボールの飛行性能を格段に向上させる働きがあり、ディンプルのあるボールはディンプルのないツルツルのボールの実に2倍以上も飛ぶと言われます。各メーカーもボールの飛距離性能を研究し、大小様々な組み合わせでディンプルを配置したり、ディンプルの総数を変えたりして色々な種類のゴルフボールを販売しています。
さてこの「ディンプル」ですが、通常とは逆に凸型に突出させると空気抵抗を増大させ大幅に飛距離が落ちます。この事を利用して、1985年にカリブ海の小島グランドケイマン島にてかの帝王ジャック・ニクラウスが誕生させたのがケイマンゴルフです。思い切り打っても飛距離が通常のゴルフの半分程度なのでゴルフコースが短くて済み、ゴルフ場の造成費用も抑えられるので狭い島国にはうってつけという狙いだったようですが、日本にはごく僅かなケイマンゴルフ場があるに過ぎません。ちなみにケイマンゴルフで使用するケイマンボールは先に述べた逆ディンプルだけではなく、重量をゴルフボールの半分程度にし内部を発砲樹脂にする事で更に飛距離性能を落としており、直径約4.2cmのケイマンボールの重さは約26gです。ショートコースではなかなかドライバーは振り回せませんが、ケイマンコースなら同じ位の距離でもドライバーが打てるのが利点です。
養老パークゴルフ場
ケイマンゴルフ倶楽部美濃白川
久山町ケイマンゴルフ場
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