ゴルフ雑学百科
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トリビア的ゴルフ雑学
ゴルフのトリビア、薀蓄(うんちく)、豆知識

2010 アイアンの溝規制

2010年よりアイアンの溝(スコアライン)について規制される事が決定し、2010年発売モデル以降のアイアンは全て新ルールに対応した溝を持つ物となりました。大雑把に言うと、これまでのアイアンやウェッジよりもスピンがかかりにくくなり、グリーン上では止まりにくくなります。

今回のアイアンの溝規制、古くは名器であるPing(ピン)のEYE2(アイ2)アイアンにおける溝問題があった事を思い起こさせます。
当時は珍しかったキャビティアイアンの易しさから世界中のゴルファーに大ブームを巻き起こしたアイアンですが、あまりにもグリーンで止まり過ぎるという事でPGAで問題化し、結局スコアラインを改良して販売するに至りました。
見分け方については割愛させていただきますが、現存する多くのEYE2の中にはR&Aのルールに抵触する物とそうでない物が混在しています。(EYE2のどれがR&Aで規制されているかについてはこちらのサイトが参考になるかと思います。ただし、不適合とされるモデルの中にもPING社が適合にするための修理を請け負っていたため適合する物も存在するようです。)


話が逸れましたが、今回の「溝規制」が施行されるまでに我々一般ゴルファーには15年の猶予が設けられました。従って、アマチュアゴルファーは競技以外であれば2024年までは規制前の構造のスコアラインを持つアイアンも使用する事ができます。
メーカー側には2010年末までは角溝のような旧溝モデルの製造が認められていました。ウェッジは特にこの溝の問題が大きく影響します。2024年まではバックスピンが掛かり易い角溝ウェッジを使いたいと思っている方がいらっしゃいましたら、今後入手する事が難しくなると予想されますので、今のうちにご購入を検討されてはいかがでしょうか。



 
 
角溝ウェッジ
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